池田泉州銀行・鵜川会長が語る“グレーターミナミ”の可能性
大阪府南部(泉州・南河内)と大阪都心南部を一体の経済圏と捉える「グレーターミナミ」構想をテーマにしたシンポジウムが、1月30日に高石市で開かれる。池田泉州銀行の鵜川淳会長は、地域の魅力が個別に埋もれている現状を課題に挙げ、「点在する資源を“面”として展開する必要がある」と強調した。
■ 泉州の強みは「資源の厚み」
鵜川会長は、水ナスや春菊、モモといった農産物、大阪湾の魚介類、犬鳴山温泉などを例に挙げ、「泉州には観光資源が非常に多い」と評価。単体では全国的に知られにくくても、素材そのものの質は高いと指摘する。
■ 課題は“バラバラ感”
一方で、「地域ごとの魅力が点で終わっている」と現状を分析。
名産品や名所を個別に売り込むだけでは、インバウンド誘致や滞在型観光につながりにくく、周遊ルートや体験を含めたパッケージ化が不可欠だと語った。
■ 関空近接という“最大の武器”
持続的成長の鍵として挙げたのが、関西空港への近さだ。
「外国人観光客にとっては大きな利便性。教育や生活環境を整えれば、観光だけでなく定住・交流人口の拡大にもつながる」とし、北部の再開発エリアと南部の歴史・文化が補完し合う関係を理想像として示した。
■ 1月30日、高石市で無料シンポジウム
この構想を具体化する場として、1月30日(金)に高石市民文化会館アプラホールで「グレーターミナミ活性化シンポジウム」が開催される。インバウンド戦略や地域ブランディングをテーマに、行政・経済・観光の関係者が意見交換を行う。参加無料で一般参加も可能。








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