―― 関空の国際線需要を補完、関西3空港で役割分担
関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港を運営する関西エアポートは1月18日、神戸空港で2030年4月にも国際定期便の運航を開始する方針を示しました。
関西国際空港(関空)の国際線需要を補完する位置付けで、関西全体の航空需要拡大を見据えた動きとしています。
この方針は、大阪市内で開かれた「関西3空港懇談会」(座長=松本正義・関西経済連合会会長)後の記者会見で、関西エアポートの山谷佳之社長が明らかにしました。
神戸空港では、2025年4月から国際チャーター便の運航を開始する予定で、定期便就航はその先の段階となります。
関西3空港懇談会では2022年9月、神戸空港の国際線就航を認めることで合意しており、定期便の時期は「2030年前後」とされていました。
山谷社長は会見で、「関西のグローバル化を、三つの空港が一体となって推進できるよう検討を進めたい」と述べ、関空・伊丹・神戸の役割分担を前提とした運営方針を強調しました。
また、非公開の会合では、神戸空港に関して関西エアポートの経営判断を尊重する方針が共有されたとしています。
一方、松本会長は「空港は大きな経済圏を発展させるために重要。目標に向け、関係者が話し合いを進めることが必要だ」と述べました。
関空は引き続き関西の国際ハブ空港としての役割を担う一方、神戸空港は需要の補完的な受け皿としての位置付けとなる見通しです。
万博後を見据えた関西全体の航空戦略の中で、3空港の機能分担が今後どのように具体化するかが注目されます。





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