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Peachが自社の訓練施設を設置 客室乗務員やパイロットなど全てのスタッフの訓練が可能 「LCCだけど、非常にサービス品質がいいと選んでいただきたい」(MBS NEWS)

 Peachが関西空港に自社の訓練施設を設置。その狙いとは?

 見慣れたピーチの航空機の機体が設置されているのは、LCCのPeachが新たに作った訓練施設「MOMO TRAINING LABO」通称「モモトレ」。客室乗務員やパイロットなど全てのスタッフの訓練を担う総合型の訓練施設です。Peachが訓練施設を持つのは初めてだということで、その狙いとは…

 今年4月、静まり返った深夜の関西空港にあらわれたのは、10人がかりで慎重に運ばれた機体の一部。実際に運航していた「エアバス320」を活用したもので、機内サービスのほか緊急着陸時の脱出対応などの訓練を行います。コックピットが忠実に再現された施設では、窓に映像が映し出され、パイロットの飛行訓練ができます。この訓練施設を担当した大澤典子さん。これまでは羽田空港などにあるANAなどの航空会社の施設を借りて訓練を行ってきました。

 (Peach運航本部客室部 大澤典子さん)「他社で訓練をしていると、なかなか制限があるので、私たちのいい時期で訓練ができなかったり。私たちの実際に飛んでいる飛行機と少し違う環境があったりします」

 Peachはコロナの影響で、2年間、新卒採用をストップしていましたが、ここ数年はソウル行きなど国際便も増加していることから採用も再開していました。こうした中、低価格が売りのLCCですが、安全、サービスの質を向上させるために自前の訓練施設の建設を決めたといいます。

 そして、7月31日公開された訓練施設。金額は非公開ですが、巨額の投資をしたといいます。「コストを抑えるだけでなく必要なものには投資をする」LCCも日々、その姿を変えています。

 (Peach運航本部客室部 大澤典子さん)「LCCだけれども、非常にサービス品質がいいとお客さまに選んでいただきたいと思っています」

MBS NEWS

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