高島屋は堺市南区の泉北店で売り場改装を行う方針を明らかにし、閉店した堺店の利用客取り込みを図る。
改装の対象は主に服飾売り場で、投資額は1億円以上にのぼる見通しだ。新たなブランドの導入に加え、2026年1月に閉店した堺店に入っていたテナントの一部が泉北店へ移転する予定で、売り場構成を見直すことで集客力の向上を目指す。
改装工事は2026年1月下旬に着工し、5月下旬の完了を予定している。泉北店は南海泉ケ丘駅から徒歩数分と利便性の高い立地にあるが、売り上げは近年減少傾向にある。2022年度は152億円、23年度は151億円、24年度は147億円と、緩やかな下落が続いている。
高島屋はその要因について、商圏である泉北ニュータウンにおける人口減少や高齢化の進行を挙げている。今回の改装では、堺店閉店によって行き場を失った顧客層を取り込むとともに、既存客の来店動機を高めることが狙いとみられる。
百貨店業界では、地方都市を中心に店舗統廃合や売り場再編が相次いでおり、泉北店の改装もその流れの一環といえる。高島屋が改装によって泉北エリアでの存在感をどこまで維持・強化できるかが注目される。








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