年末年始の関空国際線利用者4%減か 中国本土路線の減便影響
年末年始期間に関西国際空港の国際線を利用する人は、前の年より約4%少ない約73万4800人になる見通しである。関西空港の運営会社が明らかにした。
対象期間は、12月26日から来年1月4日まで。外国人旅行者を含めた利用者数で、前年を下回るのは、中国本土とを結ぶ路線で減便が相次いでいることが主な要因とされている。背景には、中国政府による渡航自粛の呼びかけがあるという。
方面別にみると、韓国方面は前年より13%増の11万9000人と最も多く、東南アジア方面も14%増の7万3800人と堅調に推移している。一方、前年に最も多かった中国方面は36%減の6万8400人と大きく落ち込む見込みだ。
また、国内線については、大阪・関西・神戸の3空港を発着する主要航空会社4社のまとめによると、12月22日時点の予約数は前年より2%少ない約71万人となっている。
関西から各地へ向かう帰省のピークは12月27日、Uターンのピークは来年1月3日から4日になる見通し。








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