泉佐野市長、熊本慈恵病院を来年2月視察へ
「赤ちゃんポスト」導入に向け自治体主導で検討
泉佐野市の千代松大耕市長は12日、自治体主導での「赤ちゃんポスト」導入に向け、先行事例である熊本市の慈恵病院を2026年2月に視察する方針を明らかにした。
慈恵病院は日本で唯一、赤ちゃんの匿名受け入れを行う「こうのとりのゆりかご」(通称:赤ちゃんポスト)を運用している自治体・医療機関のモデルケース。泉佐野市では、子どもの安全確保と家庭の課題支援の観点から導入を検討している。
視察では、
- 運用体制
- 医療・福祉の連携
- 行政の役割
- 課題とリスク管理
などを把握し、市としての制度設計に生かす見通し。
市長は「子どもの命を守るための仕組みづくりを進めたい」としており、今後の具体的な制度構築が注目される。









