大阪府堺市・堺東エリアの市街地整備に向け瓦町公園周辺ゾーンの市街地再開発事業の検討に先行着手 事業協力者として基本計画策定を支援
東急不動産など3社が事業協力者に決定(2025年12月12日)
堺市が進める「堺東エリア市街地整備」の重点ゾーンである瓦町公園周辺(北瓦町一丁地区)で、市街地再開発事業の検討が本格的にスタートします。事業協力者として、東急不動産・三菱地所レジデンス・関電不動産開発の共同企業体が選ばれました。
対象エリアは、南海高野線「堺東」駅から徒歩4分の中心市街地・約1ヘクタール。商店街や行政機関が集まる堺の中核エリアで、老朽化や回遊性の課題解消が求められていました。
■再開発の主な方向性
- 商業・サービス施設や広場の整備で堺東のにぎわいを創出
- 若年層や子育て世帯向けの都市型住宅を整備し、まちなか居住を促進
- 地元商店街と連携した地域密着型テナントの誘致
- 駅周辺と広域エリアをつなぐ歩行者動線の改善
- 駐車場・駐輪場の整備による交通環境の向上
■今後のスケジュール(予定)
- 2026年度 都市計画決定
- 2027年度 再開発組合の設立
- 2028年度 権利変換計画認可
- 2029年度 明渡し・工事着手
- 2030年代前半 完成見込み
堺東駅前は、万博後の大阪の成長戦略とも連動する「大阪都市圏の重要拠点」とされており、今回の再開発が堺市全体の活性化につながると期待されています。






